松本コロタイプ光芸社

マツコロ2011アルバム夏期ゼミナール開催

　去る８月２５日、毎年恒例となっている「マツコロ2011 アルバム夏期ゼミナール」がＫＫＲホテル熊本で開催され、今年は約130名のお客様が参加されました。

挨拶をする松本社長

県内外から
約130名の参加がありました

受賞作品を
熱心に見入る参加者

　前半の佐藤泰博氏による講演では「お店を元気に！地域を元気に！日本を元気に！～人間魅ある写真館を目指して～」をテーマに、写真館経営者でもある氏の経験を元に、いかに“人間魅”あるリーダーとなり元気あるお店を作っていくかの話をされました。
　「２１世紀は感動ビジネスである」「“思う”ではなく“念う”。念ずれば通じる」「目の前の問題は自分自身を成長させる」「１０年間のテーマを決め実行する」といった仕事に向かう姿勢・考え方から、良い人間関係を築くためには「時間を守ること」「挨拶をすること」「履物を揃えること」など、人としての基本にいたるまでの幅広い話に、参加者からは「新しい発想を得た」「いろいろなことに対する姿勢を再考させられた」など佐藤氏の気迫に満ちた講演で“元気”をもらったようでした。

　次に行われた「マツコロからのご案内」では、営業部よりインターネットを通してよりスムーズに入稿が行える「ＭＣアプリ」の利用方法と、近年の入稿状況の説明があり、年々遅くなる傾向にある入稿について早期入稿ヘのご協力のお願いがありました。また、サンプルケースとして、亡き祖母のためにと制作依頼があったものを見せながら、学校アルバム以外のアルバムとしてのあり方の一例を紹介しました。

　後半に行われたマツコロスクールアルバムコンテストでは、初めに学校アルバムディレクターの藤坂美彦氏が、東日本大震災で被災した子供が「卒業アルバムは宝物」と言った言葉を紹介し、このたびの震災によって教えられた写真の価値と、それに携わる仕事をしていることの大切さを話されました。続いての講評では、ここ数年で九州の学校アルバムは全国でもトップレベルとなってきていることを話されました。

大賞受賞
フォトはしぐち様にインタビュー

スクールアルバムコンテストの表彰

　受賞作品の中で4名の代表の方にインタビューを行い「どのように学校とコミュニケーションを取っているか」「スケジュールはどのように組んでいるか」「撮影ではどのような工夫をされているか」など生の声を交えながら、卒業アルバムのあるべき基本やノウハウを説明されました。

マツコロスクールアルバムコンテスト
「大賞」のコーナー

今年創設の「輝き賞」のコーナー

　また今年から新設された、よりエンドユーザーに近い目線でマツコロ全社員が選んだ「マツコロセレクト部門・輝き賞」の表彰と、スクールアルバムコンテストの表彰が行われました。

沖縄からお越しの座波様の
乾杯で懇親会がスタート

　終了後のレセプションでは参加されたお客様同士の交流も盛んに行われ、盛況裡にマツコロアルバム夏期ゼミナールを閉会することができました。

1959年　東京生まれ。駒沢大学経営学部卒業。大学卒業後家業のミソノ写真館に就職。
1993年　先代の他界により代表取締役に就任､現在に至る。
(社)東京青年会議所に12年間所属し、培ったリーダー養成経験を基盤に、2008年9月、各種セミナー、社員研修、写真館向けスクール、ビジネスコーチングを行うソダチクス株式会社を設立。
ビジネスコーチや話力のスキルを活かし、組織活性化を目的とした社員研修や講演を多数実施。
｢念は岩をも通す｣をモットーに現在家業の写真館経営に携わっている。

各年のセミナー

・0000年開催のセミナーの様子